ゲームなどで全体画面を使用する場合、解像度に関係なくゲームの縦横比とモニターの縦横比が違う場合、ゲームの画面が引き伸ばされて表示されるなど、正常に表示されない場合があります。そのときはグラフィックカードの設定画面で「縦横比を維持する」などのオプションを適用すれば解決しますが、ノートパソコンなど一部のPCで「縦横比を維持する」のオプションがない場合があります(Alienware シリーズなど)。
そのとき、設定画面では表示されないだけで、実際は縦横比維持機能を内部で使える場合がほとんどです。表示されない設定をどうやって変更するか?その答えはレジストリ操作です。
まずRegistry Editorを起動します。(ほとんどのWindowsでregedit.exeという名前のソフトです。)
そして次の位置に移動します。
\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Control\GraphicsDrivers\Configuration
この位置にPCにインストールされているすべてのグラフィックドライバがあります。
MEL478E16843009_1B_07D7_94+SEC544B0_00_07DA_20^B4B7FDCEE47B9E73A4D4F1A68E64B181\00\00
SEC544B0_00_07DA_20^9B4F59E5E7678939BA6835682FD92B00\01\00
など名前は場合によりますが、名前の下の\00\00や\00\01などのところに修正すべき値があります。(複数のモニターを使用する場合、01、02のように増加します)
\00\または\01\以下のところをクリックすると右にScalingという項目があります。この値が縦横比設定です。「4の場合は縦横比を維持する」、「2の場合が縦横比を維持しない(画面がモニターに合わせて引き伸ばされる)」です。