Unityをインストールした基本状態ではC#スクリプトをVisual Studioで編集するとき、Intellisense(クラスやメソッドの自動完成、候補表示など)は動作しますが、その対象のドキュメントは表示されません。Unityの公式HPでスクリプトの全体ドキュメントは確認できますが、やはりIDE上でリアルタイムで確認するほうが便利です。
今回の投稿はVisual StudioのためのUnityのドキュメントを表示させる方法について説明します。
- https://github.com/dotBunny/Hydrogen からHydrogen Frameworkをダウンロードします。
- zipファイルを解凍して\Extras\Visual Studio\にあるUnity.xmlファイルをUnityEngine.xmlに名前変更を行います。
- UnityEngine.xmlファイルをUnityがインストールされているフォルダの\Editor\Data\Managedにコピーします。(デフォルトではC:\Program Files (x86)\Unity\Editor\Data\Managedになります。)
これでVisual Studioを再起動するとクラスのドキュメントがその場で表示されるようになります。
ただし、Unityの作業プラットフォームがWindows Phoneの場合はもうひとつ追加作業が必要です。Windows Phoneの場合はUnityEngine.dllが\Editor\Data\Managedのやつではなく、/Data/PlaybackEngines/WP8Support/Toolsのやつになります。なのでUnityEngine.xmlをここにもコピーします。(デフォルトではC:/Program Files (x86)/Unity/Editor/Data/PlaybackEngines/WP8Support/Tools)
出典 : http://wiki.unity3d.com/index.php?title=IDE_Documentation